【Ⅴ文型】
Ⅴ文型は日本の英語文法学習の根幹を成す考え方ですが、Ⅴ文型の理解を実用レベルにまで高めるには、品詞理解を基礎にした深い洞察力が必要です。
そのために、まず文の各主要素および前置詞句がそれぞれどの品詞に対応するかが確実に頭に入っていることを確認して下さい。簡潔にまとめると以下の通りです。
V:(助動+)動
S:名的な機能を持つ語・句・節
O:名的な機能を持つ語・句・節
C:名的および形的な機能を持つ語・句・節
前句…形句 or 副句()
☆副的な機能をもつ語・句・節は文の主要素にはなれない。
☆前句は名ではないのでSになれない。
この分類が頭に入ったのみ、文型の学習に入ってください。
○ 文型 ・・・Vによって5種類に分かれる。
① 英語はV言語である
→英語はV1語に意味を込める。
ex.)
look 見る
glance 「ちらっと」見る
stare 「じっと」見る
V言語である英語に対して、日本語は副詞言語であるといえる。副詞が発達していて、コアの意味を担う動詞をさまざまな形で修飾して表現しているのである。
② 各文型には、訳し方の型がある
→これは文型学習の最大のメリットでもある。
たとえばYour plan sounds great.がⅡ文型(SVC)であると分かれば、Ⅱ文型の訳の4つの型のうちの「SはCのようだ」に沿って「Your plan はgreatそうだ」と大まかな意味がとれる。つまり、最初のうちは、各文型の訳の型を暗記した上で、自力でどの文型かを分類しながらそれぞれの訳の型に当てはめて意味をとる練習を重ねるとよい。いきなり美しく訳そうと考えるのは横着。
③Ⅰ・Ⅱ文型のVは自動詞、Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ文型のVは他動詞
→自動詞と他動詞については、前々回の「文の主要素」の項を参照。
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